入学式や卒業式で着物を増えるお母さん、増えるといいな
入学式シーズンですね。
今日は、長男の高校入学式でした。
私の小学校の入学式の集合写真を見ると、お母さんたちのほとんどが和服です。
洋服と半々くらいかなと思っていたのですが、洋服のお母さんはチラホラ。
昭和50年代の日本ですよ。びっくりです。
ちなみに、和服姿の人全員が黒羽織を着ていることにも驚きです。これについては、機会があればまた書きます。
今、入学式や卒業式で和服のお母さんって、本当に見なくなりました。
けれども、着付けを習う方の動機として断トツ多いのが「入卒で着たい」というものであることも事実です。
入学式に出た方には必ずといっていいほどこの質問をします。
「お着物の方はいましたか?」
3人でもいれば拍手ものです。
みんな洋服だから、着物は目立つし恥ずかしい。そんな風に思う方もいるかもしれません。しかし、着物を着ている人を見る側の気持ちとしてはどうですか?
「お着物素敵〜〜!」
「着物着れるんだ、すご〜い❗!」
どうでしょう。否定的に見ていますか?
着ているもので人を判断するものではありませんが、確実に、着物はあなたの「格」を上げます!
そして、お子さんにも、お母さんが行事の時に着物を着ていた、という記憶を残してあげたら、未来の日本にも貢献出来るのではないかと、私は信じています。
時代はどんどん変化していきますが、入卒での和服姿がなくなることはないでしょう。
普段着キモノはもちろん楽しいのですが、入卒などの礼装着物も楽しいです。
ちょっぴり、自分を演出する機会として着物で「格」を上げてみてください。
絶対、楽しいから!
(2017.4.10)